ずっと病院に行けないでいる

7月上旬にワクチン接種票が郵送されてきた。私は持病があるため、かかりつけの病院で検査をして担当の医師に診断してもらいたいのだ。そんなタイミングで折悪しくオリンピックだ。担当のお医者さんが転勤になって遠くなったその病院に行くためには電車を何回も乗り継いで都内を移動しなければならない。しかも、オリンピック期間中には絶対に近づきたくない場所の近くを抜けなければならないから、用心してまだ行っていないのだ。案の定以上のことが起きている。バブルなんてどうせザルだと思っていたが、ここまでひどいことになるとは思わなかった。ここは夢の国じゃない。1000万人以上の人たちが日々生活する現実も現実の場所で、隣接県からも満員の通勤電車で通ってくるひとたちがたくさんいる。しかもこのコロナの恐怖の中でだ！　私たちは選挙でNo!と意思表示したのだ！それなのにこれだ。明治維新・関東大震災・空襲・バブル経済の地上げ・東日本大震災につづく惨禍は「バブルという名のザル」だ。地上げと同じで、よそもんたちがやってきて荒らしまわる。でも某が「極めて大事な時期」と国民に帰省自粛を要請するお盆休み中は彼らは新幹線や飛行機で全国を好き勝手に移動するだろうから、ここはすこしはマシになると期待している。

ぼんやりぶろぐ