「正直者が馬鹿を見る」社会になりませんように(祈)

日本に住み、日々まじめに働いて日本の社会と経済を築いている日本人と、日本人に習って行動する真摯で実直な人たちが、まずは最初に、安心してマスクを外して日本の空気を胸いっぱいに吸い込むことができるような社会を、上に立つ者は保証してあげなければならない。さもないと、日本の真の活力である日本の主人公たちの心が疲弊し、世界一安全で清潔な社会が、音を立てて崩れ滅びてゆくだろう。「旅の恥はかき捨て」の、しかも海の向こうからどんな新手のウィルスをもちこんでくるかもしれないよそ者に、マスク無しで日本の空気をいいように吸われてばかりでは、日本の人たちの魂と安全な社会は滅びる。

この社会は、たくさんの正直者たちの、日々の小さな気遣いの努力で、安全・清潔・安心・平和が成り立っている。　

この社会の主人公である正直者たちのこれらの努力が、よそ者によってタダ乗りされる、不当な社会になりませんように。

その国に住んでいる、その国の中で、接客業ではない実のある産業(実業)で働いてその国に確かな価値をもたらしている、大多数のまじめで実直で税金を納めている人々の日々の努力が、その国のことを考えもしない少数のよそ者たちに踏みにじられるようになると、その社会の安全や平和は崩壊し、その社会は滅び、その社会はどこかの文化の植民地となっていく。　

植民地になる過程で、その国の公用語以外の言語が、街中のスペースや時間を侵食していく。その国の人々は、自分の国にいながらにして、自分の国を失う。

10年後に、私の国が、国として存在していますように(祈)。

ぼんやり