ウクライナ大使、東京タワーに「ウクライナ色」ライトアップ依頼も「拒否されました」と報告【中日スポーツ】
良い報道だ。中日スポーツさん、メディアとして、有るべき仕事をした。
応援の気持ちを表す行動は、各自の自由。
ましてや、2021年の東京オリンピックの際に、「バブル」の中にとどまらければならないはずの旧ソ連の一国ジョージアの選手が東京タワーを観光で訪れてしまうという、決して起こり得るはずの無い事件が起きてしまった東京タワーだけに、距離を置きたい気持ちもあったかもしれないし、平和憲法を掲げる日本の国民に対して傭兵志願を募る大使を派遣するような国とはなおさら距離を置きたい気持ちもあったかもしれないし。
当事者が依頼して、断られたからって、それをサラすようなことをすると、かえって当事者にとって墓穴を掘ることになりかねない。日本国民を煽っているような印象を与えてしまう、当事者にそういう意図が無いにしても。とくに、戦後の焼け跡からの日本の復興の象徴である東京タワーを相手にそういうことをしたのは、絶対的に、損。
日本人の心の中の善意ある何かが、醒めてしまわないと、いいね。
そして、この記事によって痛感する、
戦争を「いいもん」と「悪もん」に分けて応援したり非難したりすることの、浅はかさと、恐ろしさ。
かつて、「悪もん」のレッテルを貼られた、日本。
本当のことは、戦争になる前も、戦争の間も、戦争の後も、わからない。
勝ったものの話が、正義として、記録される。
his story
勝ったものの、ストーリー。
日本人は、よ~くわかっている。
ぼんやり