IOCは金食い虫、開催地に残されるのは骨と皮だけ(ブルームバーグ)
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パリとロサンゼルスを24年と28年の夏季大会に振り分ける提案を承認
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開催地に残されるのは骨と皮だけとの見方広がる
五輪と国際オリンピック委員会(IOC)は大きな問題を抱えている。開催候補地の住民に不人気な点だ。
IOCは2年前、北京を22年冬季大会の開催地に選出。競合都市はカザフスタンのアルマトイだけだった。オスロとストックホルム、スイスのサンモリッツ、ポーランドのクラクフ、ウクライナのリビウが相次いで撤退し、結局2都市しか残らなかった。24年夏季大会も当初は多くの都市が開催を目指していたが、ブダペストとローマ、ハンブルク、ボストンが地元の反対で立候補を辞退。最終的にはパリとロサンゼルスが競い合うことになった。